この記事はR6mk2と比べてもR6が良いぞ!という趣旨のものではありません。どちらかと言えば「出るとは聞いてたけどもう出るのかmk2、、、まじかー」のほうです。
EOS RPこそ恐ろしい
先日EOS RPを購入してフルサイズの暴力というものに打ちのめされた私ですが、EOS RPは明らかにギリギリの安さを攻めている撒き餌ボディーでした、そして、私はその撒き餌の奥の釣り針に見事引っかかったのでした。
今回購入したものは(購入して貰った分も含めて)
・EOS R6ボディー
・RF 70-200mm F4L IS USM
・RF 24-105mm F4L IS USM
の、豪華3点です。あとSDカードやらフィルターやらバッグやら大石電気さんの防湿庫DS-055やら、周辺のなんやかんやもついでに。ここまで散財するとワハハーてなものですね。
カメラ自体には長年触ってきていてそれこそ写ルンですの流行っていた時代からコンデジ、キスデジ、ガラケー、スマートフォンと一般人らしい製品群は馴染みがあったのですが、何十万円というお値段のカメラは一瞬を逃せないスポーツカメラマンや芸術の域で微調整を重ねる写真家さんが使うものなんだなと、要はそれで商売でもしなければ費用対効果が悪すぎるほど尖った、車で言えばF1みたいなものだろうと私は思っていたようです。
いや、恐ろしい。EOS RP。10万円の価格設定。使えば分かるさの自信の程。RPを使うようになってからすっかり目が肥えてしまいました。もちろんiPhoneでもキスデジでも綺麗に写るには写りますが、やはり重要な部分の余裕が違うのだと感じます。より論理的に言えば画素一つ一つについて色や明るさの情報が確率的に正しく出てくるのでユレのないかっちりした結果を全体の滑らかさ・輪郭の解像感から感じられます。
多くのフルサイズ機やLレンズのお値段こそ庶民的かと言えばそんなことは決してありませんが、カメラは普及していないと意味がないというのはカメラ付きケータイがよく教えてくれたところであって、フルサイズカメラの存在意義もいよいよ庶民に知ってもらうべき時期になったのかもしれません。
「技術的な未来はもうとっくに来ているんだ。開発でモノは安くならない。高くて良い物を買ってくれ」と、EOS RPからはそんなメッセージを受けた気がします。
2010万画素のセンサーは憧れ。
足りるか足りないか、そんな議論はR6のためには必要ないんです。何故なら1DXmk3に乗っているセンサーだからです。
というよりも、私は1DXと同じセンサーだというところがR6の面白いウリだと思います。グレードが上とは言え、他のカメラと同じセンサーですよという売り文句はちょっと変じゃないですか。それでも私が飛びついたのはEFマウント時代のあの憧れの機種が手の届くところに来てくれたことの喜びが大きかったからこそで、Canonの広報さんもそういうところくすぐってくるのが上手いんですよね。EFマウントのフラグシップからバトンを受け取ったのはR6なんです。多分。なんか、こう、いいですよね。
使ってみて
何が良かったかと言えばやっぱり瞳AFの速さと動物対応ですね。もうファインダーをのぞいている必要すらないレベルでレリーズボタン押せばピントは目に合っていて当たり前の世界でした。この快適さが課金で解決できるなんて大人はずるいですよ。mark2ではこの瞳AFがさらに精度アップしているらしく、被写体認識も種類が増えたのだとか。R6に満足している現時点では想像しにくいですが、このAF機能を強化するのはこのシリーズにおいては正当進化と言えそうです。mk2、ちょっとうらやましい。
ついでに悪かった点も。
やっぱり重い。24-105を付けているとどうしても「どっこいしょ」の動きになってしまう。軽いRF系Lレンズが今後出てくるとうれしいです。
あと握り心地も手が小さい人間には少し厳しい。RPの握り心地が薄平べったく、少しSONYの機種っぽいようなミラーレスらしいものだったのに対してR6は握る時の奥行きが一眼レフ機のサイズ感だったのでmark3あたりが圧倒的に握りやすくなっていたらいいなあなどと早速未来の浪費を考えはじめるものでした。(バッテリー配置が微妙に斜めになっていたり、カードスロットが段違いだったり試行錯誤の痕跡は感じるのですがもうひと頑張り薄くして欲しかった)。
作例




写りはもちろんのこと被写体へのピント合わせが優秀で大変助かります。花がたくさん咲いている中でも安易に手前にピントを取らない仕組みがあるらしく、これだったらオートでも良いかもと初めて感じました。